【体験談】管理栄養士の実習ってツライ?~病院編~

【体験談】 管理栄養士の実習ってツライ? ~病院編~

管理栄養士養成施設に通っている人や管理栄養士という資格に興味のある人向け。

当記事では、管理栄養士資格取得のための実習を控えており不安になっている人や、実習がどんなものなのか想像がつかない人に向けて実際に実習に行った経験を生かしてお話しするので、不安な人や実習がどんなものなのか想像がつかない人は1つの体験談としてぜひご覧ください。

はじめに

私は管理栄養士養成施設に在学している間に、特別養護老人ホーム、病院、保健所の計3つの実習に行きました。

どの実習も非常に学びの多い実習となり、結論からいうと辛くはなかったです。

この記事では病院に実習に行かせていただいた時のことをまとめました。

実習期間

実習期間は10日間でした。

実習内容

実習内容は

患者様の栄養管理

患者様への嗜好調査

摂食・嚥下評価

が主でした。

患者様の栄養管理

患者様の栄養管理は、カルテを見ながら行いました。

食事の摂取状況や身体計測、血液検査の結果などを見て問題点を探しました。

その際には、BMIや標準体重の計算の仕方、検査値の基準値を覚えておくことが必要でした。

検査値の基準値をすべて覚えておくことは不可能に近いので、AlbやCRPなどの基本的なものだけ覚えておき、残りは小さなノートにまとめておくことがとても役に立ちました。

患者様の嗜好調査

患者様の嗜好調査は、自分たちでテーマや質問項目を決め、患者様に直接聞かせていただきました。

病棟に行くと、看護師さんや言語聴覚士さんなどたくさんの人がいるため、邪魔にならないように端を歩き、明るく挨拶をすることが大切です。

摂食・嚥下評価

自分たちの実習中の課題が摂食嚥下に関することだったため、摂食嚥下評価に関することをたくさん見学させていただきました。

VFやVE、カンファレンスなどの見学をしました。多職種の人との関わりになるため、わからないことを質問するいい機会となりました。

実習に行くにあたって大切なこと

実習に行くにあたって大切だと思うことは

積極的な質問をする

事前学習を怠らない

個人情報を持ち帰らない

ことです。

積極的な質問をする

質問をすることで相手に実習への意欲を見せることができます。そのため、常に疑問を持ちながら実習に臨むことが大切です。何かわからないことがあればメモをしておくことで後でまとめて質問することができます。

事前学習を怠らない

実習中には実習先の先生から質問をされることが多々あります。そのため、教科書やプリントなどで復習をしっかりしておきましょう。わからないことがあれば実習が始まるまでに解決しておきましょう。そして、勉強したことは小さなノートにまとめて実習中に持ち歩けるようにしておきましょう。

個人情報を持ち帰らない

実習中には、たくさんの患者様に触れる機会があります。そのため、メモをするときに患者様の名前を書いてしまったり、名前の書いてある資料を家に持ち帰ってしまうリスクがあります。個人情報を持ち出してしまったときには実習が中止になることも考えられます。そのため個人情報の扱いには注意しましょう。

まとめ

管理栄養士の実習において1番大変なイメージを持たれるのがこの病院実習です。

実習期間は長く、人の命を預かっている場所なので厳しい指導を受けることも少なくはありません。

しかし、事前学習を怠らず、学ぶ姿勢を全面的に出していけばとても学びの多い実習にすることができます。

実習を良くも悪くもするのは自分なので、何事にも手を抜かず実習に臨みましょう。

大変だとは思いますが、頑張ってください。

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